私たちの身の周りにあるほとんどのものは、金属は錆び、木は腐り、ブロックやコンクリートは 風化してしまうのが自然の摂理です。。防水効果がなければ、木部が腐れたり、きしんだり、 鉄部がサビたりと様々なところが劣化していきます。 塗料をものの表面に塗ることによって、丈夫な膜をつくり、 あらゆるものを保護します。あらゆるものを健全に維持していくために、 塗装による表面保護は欠くことのできない手段となっています。

鉄部で5年、戸建住宅の外壁塗装・屋根塗装で8年〜10年がひとつの目安です。 しかし、あくまでも目安であってこの限りではありません。例えば、ひび割れがある、壁を触ると白い粉が付くチョーキング現象、鉄部からサビなどがあれば、早めにメンテナンスをお勧めします。放っておくと後々補修に多額の費用が掛かってしまいます。

塗装の費用というのは決して安いものではありません。 また頻繁に行うものでもないので、素人の人ですと相場がわからず業者の案内のままにで受けてしまいがちです。 塗装業者というのは日本にはたくさん存在しており、 中には相手が知らないことをいいことに余分な費用を上乗せする業者も少なくありません。 そのような被害にあわないためにも塗装の見積もりは複数の業者に依頼をすることをおすすめいたします。

ひとつのオススメの例として、直接塗装業者を選ぶとお安くなります。「その地域で長く活動しているか？」「お客様アンケートをきちんと集めているか」「工事実績はどれくらいあるのか？」「職人は外注じゃないか？」「工事品質はどうなのか？」などチェックしてください。 直接業者を選ぶと、中間手数料が発生しないため、価格は安くなり、 屋根・外壁塗装の専門知識に優れています。塗装をメインとする工事ならば価格、工事内容ともに１番お得となります。

工事損害賠償責任保険に加入しているれば、万が一でも安心です。 万が一の事態とは ・塗料でお客さまの車を汚してしまった。 ・足場を倒して建物を壊した。怪我をさせてしまった。 など、工事においてお客さまやご近所の方へご迷惑をおかけした場合の保険です。それが、お客様に対する信用問題となるのです。

今では、工事完了後に保証を付けることは当たり前です。本当にしっかりとした保証が出来る会社なのか、実績は何年かといったことを見ることも大切です。ＨＰ上で実績を誤魔化している業者もありますので、お客様にも見抜く力が必要な世の中になってきたということです。少しでも得をするためにお客様も情報収集してみましょう。

実は早期治療よりもさらに費用が掛からない治療があります。それは予防治療です。休日などに家をぐるっと見回してみてください。異常がなかったとしても今後は１年に２回くらいはご自分で点検されることをお勧め致します。天気のいい日に点検してみてください。このように点検を定期的に行うことによって、適切なタイミングで外壁塗装することが可能になり、これがメンテナンス費用の最小化につながるのです。